六道珍皇寺

珍皇寺[臨濟宗建仁寺派]
※現代の景観です。

昭和初期のガイド文

市電東山松原下車、建仁寺の南隣にあり、本堂には本尊薬師如来坐像(国宝)および地蔵菩薩像を安置してあります。本堂の東に鐘楼がありその鐘を迎鐘といいます。また本堂前を俗に六道の辻といい、石造地蔵が多く並び、盂蘭盆会の前両日には、諸人群集して迎鐘を撞いて精霊を迎えます。

※底本:『日本案内記 近畿篇 上(初版)』昭和7年(1932年)発行

令和に見に行くなら

名称
六道珍皇寺
かな
ろくどうちんのうじ
種別
見所・観光
状態
現存し見学できる
住所
京都府京都市東山区大和大路通四条下ル4丁目小松町595
参照
参考サイト(外部リンク)

日本案内記原文

市電東山松原下車、建仁寺の南鄰にあり、本堂には本尊藥師如來坐像(國寶)及地藏菩薩像を安置してある。本堂の東に鐘樓がありその鐘を迎鐘と云ふ。また本堂前を俗に六道の辻と云ひ、石造地藏が多く竝び、盂蘭盆會の前兩日には、諸人群集して迎鐘を撞いて精靈を迎へる。

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