鳥部山(鳥辺野)

鳥部山(鳥邊野)
※現代の景観です。

昭和初期のガイド文

西大谷から清水寺へ抜ける道の墓地がそれで、松の間を風が抜け、谷に臨み山に面した景勝の境域です。平安朝の頃からの有名な墓地で、そこの本寿寺内には清正公祠および浄瑠璃で名高いお俊伝兵衛の墓があり、さらにその東妙見宮横の小高いところには石田梅厳墓、またその東に浅見綱斎墓があります。

※底本:『日本案内記 近畿篇 上(初版)』昭和7年(1932年)発行

令和に見に行くなら

名称
鳥部山(鳥辺野)
かな
とりべやま(とりべの)
種別
見所・観光
状態
現存し見学できる
住所
京都府京都市東山区五条坂東とりべ山
参照
参考サイト(外部リンク)

日本案内記原文

西大谷から淸水寺へ拔ける道の墓地がそれで、松籟颯々谷に臨み山に面した景勝の境域である。平安朝の頃からの有名な墓地で、そこの本壽寺內には淸正公祠及淨瑠璃で名高いお俊傳兵衞の墓があり、更にその東妙見宮橫の小高い處には石田梅嚴墓、またその東に淺見綱齋墓がある。

洛東・東山のみどころ