西大谷(大谷本廟)

西大谷
※現代の景観です。

昭和初期のガイド文

市電東山五条下車、東山通五条下ルにあります。真宗本派の祖廟で、もと吉水にあったものを、江戸時代前期の慶長8年(1603年)知恩院造営のとき、徳川家康のはからいで親鸞上人の遺骨を東西に分けて東、西大谷の別が始まりました。皎月池に架けられた眼鏡橋を経て門を入れば本堂があり、堂後の黒戸の御所は善大宮御所から移築したものです。

※底本:『日本案内記 近畿篇 上(初版)』昭和7年(1932年)発行

令和に見に行くなら

名称
西大谷(大谷本廟)
かな
にしおおたに(おおたにほんびょう)
種別
見所・観光
状態
現存し見学できる
住所
京都府京都市東山区五条橋東6-514
参照
参考サイト(外部リンク)

日本案内記原文

市電東山五條下車、東山通五條下ルにある。眞宗本派の祖廟で、もと吉水にあつたのを、慶長八年知恩院造營のとき、德川家康の計ひで親鸞上人の遺骨を東西に分けて東、西大谷の別が始つた。皎月池に架した眼鏡橋を經て門を入れば本堂があり、堂後の黑戶の御所は善大宮御所から移築したものである。

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