愛宕念仏寺

愛宕念佛寺[淨土宗]
※現代の景観です。

昭和初期のガイド文

愛宕電車鳥居本下車、嵯峨鳥井本にあります。この寺は近年まで京都市内右京区弓前町にありましたが、市区改正の際当所に移転したものです。

本堂[国宝] 五間四面、単層、屋根入母屋造、本瓦葺、鎌倉時代の和様建築で、舟肘木を用い、構造簡単で古致があります。堂内に安置する極彩色玉眼入の千観内供坐像は鎌倉時代の木彫で、国宝に指定されています。

※底本:『日本案内記 近畿篇 上(初版)』昭和7年(1932年)発行

令和に見に行くなら

名称
愛宕念仏寺
かな
おたぎねんぶつじ
種別
見所・観光
状態
現存し見学できる
住所
京都府京都市右京区嵯峨鳥居本深谷町2-5
参照
参考サイト(外部リンク)

日本案内記原文

愛宕電車鳥居本下車、嵯峨鳥井本にある。當寺は近年まで京都市內右京區弓前町にあつたが、市區改正の際當所に移轉したものである。

本堂[國寶] 五閒四面、單唇、屋根入母屋造、本瓦葺鐮倉時代の和樣建築で、舟肘木を用ゐ、構造簡單で古致がある。堂內に安置する極彩色玉眼入の千觀內供坐像は鐮倉時代の木彫で、國寶に指定されて居る。

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