落柿舎

落柿舍
※現代の景観です。

昭和初期のガイド文

野宮の北0.5kmにあります。蕉門十哲の一人向井去来の遺柄で、庭は荒れ果て、柿の木1本、古松2~3本を残し、「柿ぬしや木ずえは近きあらしやま 去来」と刻した碑があります。なお去来の墓は約50m北の竹林のなかにあります。

※底本:『日本案内記 近畿篇 上(初版)』昭和7年(1932年)発行

令和に見に行くなら

名称
落柿舎
かな
らくししゃ
種別
見所・観光
状態
現存し見学できる
住所
京都府京都市右京区嵯峨小倉山緋明神町20
参照
参考サイト(外部リンク)

日本案内記原文

野宮の北半粁にある。蕉門十哲の一人向井去來の遺柄で、庭は荒れ果て、柿の木一本、古松二、三本を存し、「柿ぬしや木ずゑは近きあらしやま 去來」と刻せる碑がある。尙去來の墓は約五〇米北方の竹林中にある。

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