遍照寺
遍照寺[眞言宗御室派]
昭和初期のガイド文
嵐山電車車析下車、北へ1km、嵯峨池の裏、遍照寺山麓、広沢池の南にあります。平安時代の永祚元年(989年)円融天皇の勅願により寛朝の創建、真言宗広沢派の興隆地です。本尊十一面観音立像(木造)は国宝で、ほかに同じく国宝の不動明王坐像(木造)を所蔵しています。
※底本:『日本案内記 近畿篇 上(初版)』昭和7年(1932年)発行
令和に見に行くなら
- 名称
- 遍照寺
- かな
- へんじょうじ
- 種別
- 見所・観光
- 状態
- 現存し見学できる
- 住所
- 京都府京都市右京区嵯峨広沢西裏町14
- 参照
- 参考サイト(外部リンク)
日本案内記原文
嵐山電車車析下車、北へ一粁、嵯峨池裏遍照寺山麓廣澤池の南方にあり。永祚元年圓融天皇の敕願により寬朝の創建、眞言宗廣澤派の興隆地である。本尊十一面觀音立像(木造)は國寶で、外に尙國寶の不動明王坐像(木造)を藏して居る。