嵐山温泉
嵐山鑛泉
※現代の景観です。
昭和初期のガイド文
嵐山の北麓、保津の清流と亀山の緑のなかの景勝の地にあり、渡月橋畔から遊船の便があります。無色透明の炭酸冷泉で加熱しています。胃腸病、神経衰弱、リウマチなどに効くといいます。旅館は嵐峡館。
※底本：『日本案内記 近畿篇 上（初版）』昭和7年（1932年）発行
令和に見に行くなら
- 名称
- 嵐山温泉
- かな
- あらしやまおんせん
- 種別
温泉- 状態
- 現存し見学できる
- 備考
- 嵐峡館をリノベーションしたのが「星のや京都」で、現在も舟でのアクセスになります。当時の嵐山の温泉はこの位置。
- 住所
- 京都府京都市西京区
- 参照
- 参考サイト（外部リンク）
日本案内記原文
嵐山の北麓、保津の淸流に枕みて龜山の翠微と相對する景勝の地にあり、渡月橋畔から遊船の便がある。無色透明の炭酸冷泉で加熱して居る。胃腸病、神經衰弱、リウマチスなどに效くと云ふ。旅館 嵐峽館。