雙ヶ岡
雙ケ岡
昭和初期のガイド文
妙心寺から数百mの西にあって、一の岡、二の岡、三の岡と南北に並んでいます。徒然草の著者吉田兼好はその岡の西麓に住んでいました。頂上に清原夏野の墓があります。一帯に松が繁り、古来和歌によく詠まれました。
※底本:『日本案内記 近畿篇 上(初版)』昭和7年(1932年)発行
令和に見に行くなら
- 名称
- 雙ヶ岡
- かな
- ならびがおか
- 種別
- 見所・観光
- 状態
- 現存し見学できる
- 住所
- 京都府京都市右京区御室双岡町
- 参照
- 参考サイト(外部リンク)
日本案内記原文
妙心寺から數百米の西にあつて、一の岡、二の岡、三の岡と南北に竝んで居る。徒然草の著者吉田兼好はその岡の西麓に住んで居た。頂上に淸原夏野の墓がある。滿山翠松繁り、古來和歌に詠ぜられたことが多い。