神屋宗湛茶屋

神屋宗湛茶屋
※現代の景観です。

昭和初期のガイド文

博多駅の西約2km、市内天神町平野氏別邸内にあります。安土桃山時代の文禄年間(1592~1596年)、太閤秀吉が征韓の軍を率いて肥前名護屋に至り、帰途博多に留まった際、奈良屋町の豪商神屋宗湛太閤を招いて茶宴を張った茶亭を移したものです。

※底本:『日本案内記 九州篇(六版)』昭和13年(1938年)発行

令和に見に行くなら

名称
神屋宗湛茶屋
かな
かみやそうたんちゃや
種別
見所・観光
状態
現存しない
備考
昭和20年(1945年)の空襲で焼失しました。

日本案内記原文

驛の西約二粁、市內天神町平野氏別邸內にある。文祿年閒豐太閤征韓の軍を督して肥前名護屋に至り、歸途博多に留りたる時、奈良屋町の豪商神屋宗湛太閤を招じて茶宴を張つた茶亭を移したものである。

博多・糸島のみどころ