櫛田神社

櫛田神社[縣社]
※現代の景観です。

昭和初期のガイド文

博多駅の西約330m、市内博多社家町にあり、天照大神、素盞嗚尊、大若子命三神を合祀します。鎌倉時代の元弘3年(1333年)菊池武時が探題北条英時を博多に攻めた時、廟前で馬が進まなくなり、一首の歌を鏑矢に添えて殿扉を射て馬を進めたとされるところです。博多部市民の氏神で、俗に祇園社といい、毎年7月、年中行事のひとつ山笠のお祭りがあります。

※底本:『日本案内記 九州篇(六版)』昭和13年(1938年)発行

令和に見に行くなら

名称
櫛田神社
かな
くしだじんじゃ
種別
見所・観光
状態
現存し見学できる
住所
福岡県福岡市博多区上川端町1-41
参照
参考サイト(外部リンク)

日本案内記原文

驛の西約三三〇米、市內博多社家町にあり、天照大神、素盞嗚尊、大若子命三神を合祀する。元弘三年菊池武時が探題北條英時を博多に攻めた時、廟前馬進まず、一首の歌を鏑矢に添へ殿扉を射て馬を進めたところである。博多部市民の氏神で、俗に祇園社と云ひ、每年七月、年中行事の一たる山笠の催がある。

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