昭和初期の観光ガイド
日本案内記
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福岡市動植物園

動植物園
※現代の景観です。

昭和初期のガイド文

東公園の東部にあります。昭和天皇御即位記念のために設けたもので、昭和8年（1933年）8月の開園です。面積約1万6,800m²、収容動物は500以上、栽培植物は400種以上あります。

※底本：『日本案内記 九州篇（六版）』昭和13年（1938年）発行

令和に見に行くなら

名称
福岡市動植物園
かな
ふくおかしどうしょくぶつえん
種別
レジャー
状態
現存しない
備考
東公園にあったものは昭和19年（1944年）に閉園となり、南公園へ移転する形で戦後に再開されました。跡地は福岡市立馬出小学校となっていて、正門が記念物として残されています。

日本案内記原文

東公園の東部にある。今上陛下御卽位記念のために設けたもので、昭和八年八月の開園である。面積約一六八ア一ル、收容動物は五百以上、栽培植物は四百種以上ある。

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