博多山笠

博多山笠
※現代の景観です。

昭和初期のガイド文

毎年7月10日から15日まで櫛田神社で催される祇園祭の神事で、博多当番町六本の山笠すなわち山車を15日明け方から血気盛んな若者が市中をかつぎ廻る勇壮な祭りです。維新前には高さ9mあまりもありましたが、現在は電灯電話線等の関係から、上半部は据山とし、下半部のみを取り外しかつぐように変わりました。しかし作り物は依然構巧を極め、博多最大の行事として盛んに行われます。

※底本:『日本案内記 九州篇(六版)』昭和13年(1938年)発行

令和に見に行くなら

名称
博多山笠
かな
はかたやまがさ
種別
見所・観光
状態
現存し見学できる
住所
福岡県福岡市博多区上川端町1-41 櫛田神社内
参照
参考サイト(外部リンク)

日本案内記原文

每年七月十日から十五日まで櫛田神社で催される祇園祭の神事で、博多當番町六本の山笠卽ち山車を十五日拂曉血氣の若者が市中を舁ぎ廻る勇壯な催である。維新前には高さ三丈餘もあつたが、今は電燈電話線等の關係から、上半部は据山とし、下半部のみを取り外し舁ぐやうに變つた。しかし作り物は依然構巧を極め、博多最大の行事として盛に行はれる。

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