博多松囃子

松囃子
※現代の景観です。

昭和初期のガイド文

「どんたく」ともいいます。昔は正月の行事でしたが、日露戦争後は毎年4月30日、5月1日の招魂祭とともに行われます。恵比寿、大黒、福禄寿の三福神を馬に乗せて押出し、稚児、曳物、手踊、仮装隊で市中を練りまわって、市内中が賑わいます。各券番、柳町諸席の綺麗筋が花笠に曳台を曳いて御代の栄を唄って練り歩くのが呼び物とされています。

※底本:『日本案内記 九州篇(六版)』昭和13年(1938年)発行

令和に見に行くなら

名称
博多松囃子
かな
はかたまつばやし
種別
見所・観光
状態
現存し見学できる
住所
福岡県福岡市博多区上川端町1-41 櫛田神社内
参照
参考サイト(外部リンク)

日本案内記原文

「どんたく」とも云ふ。昔は正月の行事であつたが、日露戰役後は每年四月三十日、五月一日の招魂祭と共に行はれる。惠比壽、大黑、福祿壽の三福神を馬に乘せて押出し、稚兒、曳物、手踊、假裝隊で市中を練廻つて、全市歡樂の巷と化する。各券番、柳町諸席の綺麗筋が花笠に曳臺を曳いて御代の榮を唄つて練り步くのが呼物とされて居る。

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