高島炭坑
高島炭坑
昭和初期のガイド文
長崎港の南約13km、高島村字双子に、支坑は本島の西南おおよそ4km、高浜村字端島にあり、いずれも長崎市から船便があります。採掘面積2~3km²を超え、斜坑も竪坑もあり、海下からも採掘されます。発熱高く、炭質良好、出炭量は年々増加し、昭和7年(1932年)には約42万トンです。
※底本:『日本案内記 九州篇(六版)』昭和13年(1938年)発行
令和に見に行くなら
- 名称
- 高島炭坑
- かな
- たかしまたんこう
- 種別
- 見所・観光
- 状態
- 現存しない
- 備考
- 高島といわゆる軍艦島で、炭鉱としてはすでに閉鎖されています。
日本案内記原文
長崎港の南方約一三粁、高島村字雙子に、支坑は本島の西南凡そ四粁、高濱村字端島にあり、何れも長崎市から船便がある。採掘面積二、三〇〇ヘクタールを超え、斜坑も竪坑もあり、海下からも採掘される。發熱高く、炭質良好、出炭量は逐年增加し、昭和七年には約四十二萬瓲である。