稲佐山
稻佐嶽
昭和初期のガイド文
長崎市の西にそびえている山で、自動車道を開き、登山者の便を図っています。山麓から雑木林を縫い、八合目からは整然とした杉檜林に入り、山頂付近には屏風岩、継岩、わんど岩等大小無数の岩石が異観を呈します。山頂からは市街の全貌はもとより、港口付近、五島灘も望むことができます。
※底本:『日本案内記 九州篇(六版)』昭和13年(1938年)発行
令和に見に行くなら
- 名称
- 稲佐山
- かな
- いなさやま
- 種別
- 見所・観光
- 状態
- 現存し見学できる
- 住所
- 長崎県長崎市大浜町
- 参照
- 参考サイト(外部リンク)
日本案内記原文
市の西方に聳えて居る山で、自動車道を開き、登山者の便を圖つてある。山麓から雜木林を縫ひ、八合目からは整然たる杉檜林に入り、山頂附近には屏風岩、繼岩、わんど岩等大小無數の岩石が異觀を呈する。山頂からは市街の全貌は元より、港口附近、五島灘も望まれる。