旧唐人屋敷観音堂
觀音堂
昭和初期のガイド文
長崎駅の南方館内町にある、唐人屋敷遺蹟のひとつです。大正6年(1917年)在留の永記号主によって改築され、煉瓦造、瓦葺、平屋、約7.3mに5.5m弱の建物で、観世音菩薩と関帝とを安置してあります。在留唐人の崇敬厚く、今なお毎年祭典を行っています。
※底本:『日本案内記 九州篇(六版)』昭和13年(1938年)発行
令和に見に行くなら
- 名称
- 旧唐人屋敷観音堂
- かな
- きゅうとうじんやしきかんのんどう
- 種別
- 見所・観光
- 状態
- 現存し見学できる
- 住所
- 長崎県長崎市館内町5-14
- 参照
- 参考サイト(外部リンク)
日本案内記原文
長崎驛の南方館內町にある、唐人屋敷遺蹟の一つである。大正六年在留の永記號主によつて改築され、煉瓦造、瓦葺、平屋、約七米三に五米半弱の建物で、觀世音菩薩と關帝とを安置してある。在留唐人の崇敬厚く、今尙每年祭典を行つて居る。