唐八景
唐八景
昭和初期のガイド文
長崎駅の南約6km、田上、茂木街道峠の茶屋から右に折れて長さ2kmの新観光道弥生道路を登りつめたところにある丘陵で、頂上まで自動車の便があります。長崎の市街、茂木、天草、雲仙等を一眸に収め、雄大な風景があります。ここは市の行事のひとつである凧上げの場所で、4月28、29日には、全山が人で埋められます。
※底本:『日本案内記 九州篇(六版)』昭和13年(1938年)発行
令和に見に行くなら
- 名称
- 唐八景
- かな
- とうはっけい
- 種別
- 見所・観光
- 状態
- 現存し見学できる
- 住所
- 長崎県長崎市星取2
- 参照
- 参考サイト(外部リンク)
日本案内記原文
長崎驛の南方約六粁、田上、茂木街道峠の茶屋から右に折れて長さ二粁の新觀光道彌生道路を登りつめたところにある丘陵で、頂上まで自動車の便がある。長崎の市街、茂木、天草、雲仙等を一眸に收め、雄大なる風景を有する。こゝは市の行事の一たる凧上げの場所で、四月二十八、九日には、全山人を以て埋められる。