長崎ペーロン
剗龍(伯龍)
昭和初期のガイド文
長崎名物のひとつで一種の競漕です。旧暦5月5日に行われるのが原則ですが一定しません。
これに用いる船は軽快にするため細長く木造とし、壮者30~40人を乗せます。櫂はいわゆる打櫂の一種で銅鑼太鼓を叩いて調子を合わせ競漕します。勇壮な競技で、場所は港の内外において行います。
※底本:『日本案内記 九州篇(六版)』昭和13年(1938年)発行
令和に見に行くなら
- 名称
- 長崎ペーロン
- かな
- ながさきぺーろん
- 種別
- 見所・観光
- 状態
- 現存し見学できる
- 住所
- 長崎県長崎市
- 参照
- 参考サイト(外部リンク)
日本案内記原文
長崎名物の一で一種の競漕である。舊曆五月五日に行はれるのが原則であるが一定しない。
これに用ゐる船は輕快にするため細長く木造とし、壯者三、四十人を乘せる。櫂は所謂打櫂の一種で銅鑼太鼓を叩いて調子を合せ競漕する。勇壯な競技で、場所は港の內外に於て行ふ。