用明天皇陵(春日向山古墳)

用明天皇河內磯長原御陵
※現代の景観です。

昭和初期のガイド文

聖徳太子磯長墓の東南0.5km、磯長村春日にある方形の陵で、大きさ東西約65m、南北約55m、高さ約10m、松樹茂生し四周に空濠があります。天皇が崩御されいったん磐余池上御陵に葬り、6年後の推古天皇元年ここに改葬し奉りました。この陵は皇陵としての最初の方形墳です。

※底本:『日本案内記 近畿篇 下(初版)』昭和8年(1933年)発行

令和に見に行くなら

名称
用明天皇陵(春日向山古墳)
かな
ようめいてんのうりょう(かすがむかいやまこふん)
種別
見所・観光
状態
現存し見学できる
住所
大阪府南河内郡太子町春日
参照
参考サイト(外部リンク)

日本案内記原文

聖德太子磯長御墓の東南半粁、磯長村春日にある方形の御陵で、大いさ東西約六五米、南北約五五米、高さ約一〇米、松樹茂生し四周に空濠がある。天皇崩じて一旦磐餘池上御陵に葬り、後六年推古天皇元年こゝに改葬し奉つた。この御陵は皇陵としての最初の方形墳である。

南河内地方のみどころ