光悦寺

光悅寺[日蓮宗]

昭和初期のガイド文

市電千本北大路下東北へ2km、鷹ヶ峯光悦町にあります。江戸時代前期の元和元年(1615年)に本阿弥光悦が幕府からここに地を賜って大虚庵と称する草庵を結び、寛永年間(1624~1644年)に法華題目堂を建てて本法寺の日慈を開山としました。後に光悦会によって維持拡張されました。境内に林道春の書いた鷹ヶ峯記碑、深草元政の撰した太虚庵記碑および光悦の墓があります。

※底本:『日本案内記 近畿篇 上(初版)』昭和7年(1932年)発行

令和に見に行くなら

名称
光悦寺
かな
こうえつじ
種別
見所・観光
状態
現存し見学できる
住所
京都府京都市北区鷹峯光悦町29
参照
参考サイト(外部リンク)

日本案内記原文

市電千本北大路下東北へ二粁、鷹ケ峯光悅町にある。元和元年に本阿彌光悅が幕府からこゝに地を賜つて大虛庵と稱する草庵を結び、寬永年閒に法華題目堂を建てゝ本法寺の日慈を開山とした。後光悅會によつて維持擴張された。境內に林道春の書いた鷹ケ峯記碑、深草元政の撰した太虛庵記碑及光悅の墓がある。

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