昭和初期の観光ガイド
日本案内記
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梨木神社

梨木神社[別格官幣社]
※現代の景観です。

昭和初期のガイド文

市電河原町広小路下車、寺町通広小路上ルにあり、祭神は三条実万で明治18年（1885年）の創祀です。現社地はもと三条家の旧宅跡で、梨木町と称したところです。実万は実美の父で光格、仁孝、孝明の三帝に歴仕して、幕末多端の際皇事に参与した功臣です。例祭は10月10日。

※底本：『日本案内記 近畿篇 上（初版）』昭和7年（1932年）発行

令和に見に行くなら

名称
梨木神社
かな
なしのきじんじゃ
種別
見所・観光
状態
現存し見学できる
住所
京都府京都市上京区寺町通広小路上ル染殿町680
参照
参考サイト（外部リンク）

日本案内記原文

市電河原町廣小路下車、寺町通廣小路上ルにあり、祭神は三條實萬で明治十八年の創祀である。現社地はもと三條家の舊宅址で、梨木町と稱したところである。實萬は實美の父で光格、仁孝、孝明の三帝に歷仕して、幕末多端の際皇事に參與した功臣である。例祭十月十日。

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