興正寺

興正寺[眞宗興正寺派本山]
※現代の景観です。

昭和初期のガイド文

市電七条堀川下車、堀川通西本願寺の南に隣りあっています。室町時代の文明年間(1469~1487年)仏光寺派から分かれて、山科郷に一宇を創し一派を立てたのがその起源で、その後天文元年(1532年)には大阪天満に移りましたが、江戸時代後期の天明年間(1781~1789年)現地に遷座しました。明治年間火災に遭い本堂、対面所、庫裡などすべて灰燼に帰し、現堂宇はその後の再建です。

※底本:『日本案内記 近畿篇 上(初版)』昭和7年(1932年)発行

令和に見に行くなら

名称
興正寺
かな
こうしょうじ
種別
見所・観光
状態
現存し見学できる
住所
京都府京都市下京区七条上ル花園町70
参照
参考サイト(外部リンク)

日本案内記原文

市電七條堀川下車、堀川通西本願寺の南に鄰つてある。文明年閒佛光寺派より分れて、山科鄕に一宇を創し一派を立てたのがその起源で、その後天文元年には大阪天滿に移つたが、天明年閒現地に遷座した。明治年閒回祿にかゝり本堂、對面所、庫裡など悉く灰燼に歸し、現堂宇はその後の再建である。

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