鐘打山(船山)

鐘打山(船山)

昭和初期のガイド文

市電大徳寺前下車、西北へ約5km、西賀茂、正伝寺後方西北の山です。往時はこの山に妙見堂があって、毎年7月16日精霊会の送り火として、船の形に点火し、同時に鐘を叩いて念仏を修唱したものです。点火は現在如意の大字、松崎の妙法と同じく、8月16日に行い、艫から舳まで80丈、船底から檀梢まで43丈あって、世に舟の火と呼ばれます。

※底本:『日本案内記 近畿篇 上(初版)』昭和7年(1932年)発行

令和に見に行くなら

名称
鐘打山(船山)
かな
かねうちやま(ふなやま)
種別
見所・観光
状態
現存するが非公開
備考
通年入山は禁止となっています。

日本案内記原文

市電大德寺前下車、西北へ約五粁、西賀茂、正傳寺後方西北の山である。往時この山に妙見堂があつて、每年七月十六日精靈會の送り火として、船の形に點火し、同時に鐘を敲いて念佛を修唱したものである。點火は現今如意の大字、松崎の妙法と同じく、八月十六日に行ひ、艫から舳まで八十丈、船底から檀梢まで四十三丈あつて、世に舟の火と稱される。

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