西陣織物館

西陣織物館

昭和初期のガイド文

市電今出川大宮下車、今出川通大宮東にあります。御即位大礼の記念事業として、西陣機業家が設立したもので、流行の新製品を陳列して西陣織物の紹介宣伝を行い、広く内外の参考品を蒐集して、当業者ならびに一般の参考に供し、西陣機業家と需要者との間に立つて仲介斡旋の労を取っています。

※底本:『日本案内記 近畿篇 上(初版)』昭和7年(1932年)発行

令和に見に行くなら

名称
西陣織物館
かな
にしじんおりものかん
種別
見所・観光
状態
現存しない
備考
移転となり、跡地は京都市考古資料館となっています。当時の建物をそのまま利用したものです。

日本案内記原文

市電今出川大宮下車、今出川通大宮東にある。御卽位大禮の記念事業として、西陣機業家が設立したもので、流行の新製品を陳列して西陣織物の紹介宣傳を行ひ、廣く內外の參考品を蒐集して、當業者竝に一般の參考に供し、西陣機業家と需要者との閒に立つて仲介斡旋の勞を取つて居る。

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