妙満寺

妙滿寺[顯本法華宗總本山]

昭和初期のガイド文

市電河原町二条下車、寺町通二条下ルにあり、室町時代の弘和3年(1384年)日什上人の開基、江戸時代末期の元治元年(1864年)の兵火に遭った後に再建したのが現在の堂宇で、仏堂、方丈等を整備しています。境内にある中川の井は足利義政の時、茶人能阿弥の選んだ洛陽七名井のひとつです。

※底本:『日本案内記 近畿篇 上(初版)』昭和7年(1932年)発行

令和に見に行くなら

名称
妙満寺
かな
みょうまんじ
種別
見所・観光
状態
現存しない
備考
昭和43年(1968年)に岩倉へ移転しました。跡地には京都市役所分庁舎、京都市消防局などがあります。

日本案内記原文

市電河原町二條下車、寺町通二條下ルにあり、弘和三年日什上人の開基、元治元年の兵燹に遇うた後に再建したのが現宇で、佛堂、方丈等整備して居る。境內にある中川の井は足利義政の時、茶人能阿彌の選んだ洛陽七名井の一である。

洛中のみどころ