河内温泉
河內溫泉
昭和初期のガイド文
熊本駅の西16km、自動車の便があります。電車で百貫石まで行ってそこから自動車を利用してもいいです。有明海に突出する丘陵からなる小半島の麓で、雲仙岳を望む景勝の地です。塩類泉でリウマチ、婦人病、神経痛などに効くといいます。小天温泉に接してこの地方もミカンの名所です。旅館は鹿本屋、潮鳴館ほか数軒。
※底本:『日本案内記 九州篇(六版)』昭和13年(1938年)発行
令和に見に行くなら
- 名称
- 河内温泉
- かな
- かわちおんせん
- 種別
- 温泉
- 状態
- 現存し見学できる
- 住所
- 熊本県熊本市西区河内町船津
- 参照
- 参考サイト(外部リンク)
日本案内記原文
熊本驛の西一六粁、自動車の便がある。電車で百貫石まで行つてそこから自動車によつてもよい。有明海に突出する丘陵から成る小半島の麓で、雲仙嶽を望む景勝の地である。鹽類泉でリウマチス、婦人病、神經痛などに效くと云ふ。小天溫泉に接してこの地方も蜜柑の名所である。旅館 鹿本屋、潮鳴館外數軒。