江津湖
書津湖
※現代の景観です。
昭和初期のガイド文
水前寺駅の南1kmあまり、熊本駅からは東6km、市内書図町と市外健軍村にまたがります。成趣園の水が流れてきて溜まっているところで、形状は瓢箪に近く、周囲約6km、中央の狭部における土橋を境として、上書津、下書津の2湖に分かれ、コイ、フナ、ウナギなどが多く、夏は市内唯一の水郷として、無数の釣り舟やボートが浮かびます。湖の水は流れて加勢川に注ぎます。書津は江津とも記します。
※底本：『日本案内記 九州篇（六版）』昭和13年（1938年）発行
令和に見に行くなら
- 名称
- 江津湖
- かな
- えづこ
- 種別
見所・観光- 状態
- 現存し見学できる
- 住所
- 熊本県熊本市東区、中央区
- 参照
- 参考サイト（外部リンク）
日本案内記原文
水前寺驛の南一粁餘、熊本驛からは東六粁、市內書圖町と市外健軍村に跨る。成趣園の水が流れ來つて湛へて居るところで、形狀瓢箪に近く、周圍約六粁、中央の狹部に於ける土橋を境として、上書津、下書津の二湖に分れ、鯉、鮒、鰻等が多く、夏季は市內唯一の水鄉として、無數の釣舟やボートが浮ぶ。湖の水は流れて加勢川に注ぐ。書津は江津とも記す。