泰勝寺跡
泰勝寺址
昭和初期のガイド文
立田山の南麓泰勝寺馬場の奥にあり、現在は細川侯爵家立田別邸となっています。寺は江戸時代前期の寛永19年(1642年)京都妙心寺の大淵和尚を招いて開かれた寺で、老樹鬱蒼、幽邃清絶、塵外の別境です。裏手の山陰に遠くは幽斎近くは韻邦、護久その他の霊廟があり、許可を得れば参拝することができます。
※底本:『日本案内記 九州篇(六版)』昭和13年(1938年)発行
令和に見に行くなら
- 名称
- 泰勝寺跡
- かな
- たいしょうじあと
- 種別
- 見所・観光
- 状態
- 現存し見学できる
- 住所
- 熊本県熊本市中央区黒髪4-610
- 参照
- 参考サイト(外部リンク)
日本案内記原文
立田山の南麓泰勝寺馬場の奧にあり、今は細川侯爵家立田別邸となつて居る。寺は寬永十九年京都妙心寺の大淵和尙を請じて開かれた寺で、老樹鬱蒼、幽邃淸絕、塵外の別境である。裏手の山陰に遠くは幽齋近くは韻邦、護久その他の靈廟があり、許を得て拜することが出來る。