藤崎台のクスノキ群

藤崎臺の樟樹群[指定天然記念物]
※現代の景観です。

昭和初期のガイド文

熊本駅の東北約2km、旧城内藤崎台の南側に並び立っています。もと藤崎神社のここにあった頃の遺木でそのうち大きなもの7本は、俗に7本クスといいます。根周り13~22m、樹高21~33m、大樹が群列となっているものはほかに類例なく、珍しい壮観を見せています。

※底本:『日本案内記 九州篇(六版)』昭和13年(1938年)発行
藤崎台の7本樟

令和に見に行くなら

名称
藤崎台のクスノキ群
かな
ふじさきだいのくすのきぐん
種別
見所・観光
状態
現存し見学できる
住所
熊本県熊本市中央区宮内4-37
参照
参考サイト(外部リンク)

日本案内記原文

熊本驛の東北約二粁、舊城內藤崎臺の南側に竝び立つて居る。もと藤崎神社のこゝにあつた頃の遺木でその內大なるもの七本、俗に七本樟と云ふ。根まはり一三米乃至二二米、樹高二一米乃至三三米、大樹の群列をなせるもの他に類例なく、異常の壯觀を呈して居る。

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