妙法華寺

妙法華寺[日蓮宗]

昭和初期のガイド文

駿豆鉄道三島町駅の東約6km、田方郡錦田村玉沢、丘麓景勝の地にあり、自動車の便があります。独立本山と称し、日蓮宗の一名刹です。

  • 宝物
  • 日蓮聖人画像[国宝]一幅 絹本著色、払子を手にし椅子に寄りかかった像で、その豪健な相貌は、よく日蓮その人の風彩を現したものと思はれます。後方に描かれている釈迦四菩薩と壇具は、日蓮の像とその前面に描かれた武家の男女のあたりがやや調和を乱している残念さもありますが、優秀な作で鎌倉末期の特徴をもっています。
  • 絵曼荼羅[国宝]一幅 絹本著色、日蓮聖人の創意と伝えられている文字曼荼羅を画像によって現した変わった曼荼羅です。この図もまた鎌倉時代の作です。
※底本:『日本案内記 関東篇(初版)』昭和5年(1930年)発行

令和に見に行くなら

名称
妙法華寺
かな
みょうほっけじ
種別
見所・観光
状態
現存し見学できる
住所
静岡県三島市玉沢1
参照
参考サイト(外部リンク)

日本案内記原文

同三島町驛の東約六粁、田方郡錦田村玉澤、丘麓景勝の地にあり、自動車の便がある。獨立本山と稱し、日蓮宗の一名刹である。

  • 寶物
  • 日蓮聖人畫像[國寶]一幅 絹本著色、拂子を手にし椅子によれる像で、その豪健なる相貌は、よく日蓮その人の風彩を現はせるものと思はれる。後方に描かれたる釋迦四菩薩及壇具は、日蓮の像及その前面に描かれた武家の男女に關してやゝ調和を缺ける恨みあるも、頗る優秀なる作で鐮倉末期の特徵を存して居る。
  • 繪曼荼羅[國寶]一幅 絹本著色、日蓮聖人の創意と傳へられて居る文字曼荼羅を畫像によつて現はした珍奇なる曼荼羅である。この圖もまた鐮倉時代の作である。

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