白浜

白濱
※現代の景観です。

昭和初期のガイド文

下田の東約5kmにあり、自動車の便があります。テングサの大産地で村の大きな産業です。海岸の石灰砂岩は海波の浸蝕作用を受け浸蝕面は凸凹していて、その面に化石類が現れています。海胆類、珊瑚類、フェネステラ、テレプラチュラ、ベクテン、オストリア、リリサムニウムなどの化石です。

※底本:『日本案内記 関東篇(初版)』昭和5年(1930年)発行

令和に見に行くなら

名称
白浜
かな
しらはま
種別
見所・観光
状態
現存し見学できる
住所
静岡県下田市白浜
参照
参考サイト(外部リンク)

日本案内記原文

下田の東方約五粁にあり、自動車の便がある。石花菜の大產地で一村經濟を共にす。海岸の石灰砂岩は海波の浸蝕作用を受け浸蝕面は凸凹を呈し、その面に化石類が現はれて居る。その重なものは海膽類、珊瑚類、フエネステラ、テレプラチユラ、ベクテン、オストリア、リリサムニウムなどである。

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