岡山寺
岡山寺[天臺宗]
昭和初期のガイド文
電車磨屋町下車、市内磨屋町にあり、奈良時代の天平勝宝年間(749~757年)報恩大師が建立した備前四十八か所のひとつで、もと旧城山にあったのを移建したもので、国清、蓮昌の2寺とともに岡山の三大寺と称されます。境内は広く、本堂、客殿、庫裡、衆寮、茶室、内門、仁王門、山王堂などがあります。寺に岡山城主宇喜多直家の木像を安置してあります。
※底本:『日本案内記 中国・四国篇(初版)』昭和9年(1934年)発行
令和に見に行くなら
- 名称
- 岡山寺
- かな
- おかやまじ
- 種別
- 見所・観光
- 状態
- 状態違うが見学可
- 備考
- 昭和20年(1945年)の空襲により堂宇を焼失、戦後の再建です。
- 住所
- 岡山県岡山市北区磨屋町5-5
- 参照
- 参考サイト(外部リンク)
日本案内記原文
電車磨屋町下車、市內磨屋町にあり、天平勝寶年閒報恩大師が建立した備前四十八ケ所の一つで、もと、舊城山にあつたのを移建したもので、國淸、蓮昌の二寺と共に岡山の三大寺と稱される。境內廣濶、本堂、客殿、庫裡、衆寮、茶室、內門、仁王門、山王堂等を有す。寺に岡山城主宇喜多直家の木像を安置してある。