元興寺塔跡

元興寺塔址

昭和初期のガイド文

[指定史跡] 江戸時代の安政6年(1859年)に焼失した大塔の跡地です。土壇には周囲に石壁が巡らされ、上部には17個の礎石があります。これらの礎石はいずれも円柱を据える部分の中央に柱を固定するための穴があり、中心となる礎石は特に大きなものです。昭和2年(1927年)に、中心礎石の周囲から瑠璃玉、捻玉、丸玉、小玉、純金延板、和同開宝、万年通宝、神功開宝などの鎮壇具と考えられる遺物が発見されました。これらはすべて国宝に指定され、同寺で保管されています。

※底本:『日本案内記 近畿篇 下(初版)』昭和8年(1933年)発行

令和に見に行くなら

名称
元興寺塔跡
かな
がんごうじとうあと
種別
見所・観光
状態
現存し見学できる
住所
奈良県奈良市芝新屋町12
参照
参考サイト(外部リンク)

日本案内記原文

[指定史蹟] 安政六年燒失した大塔の塔址で、土壇は周圍石壁を繞らし上に十七個の礎石あり、何れも圓柱座の中央に枘孔を有するもので、心礎は大形である。昭和二年、心礎の周圍から瑠璃玉、捻玉、丸玉、小玉、純金延板、和銅開寶、萬年通寶、神功開寶等の鎭壇具と思はれる諸遺物を發見したが、何れも國寶に指定せられ同寺に保管せられて居る。

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