西福寺

西福寺
※現代の景観です。

昭和初期のガイド文

[浄土宗鎮西派] 駅から東北へ3.5kmの奈良坂町にあります。創立の由来は詳しくわかっていませんが、本尊の阿弥陀如来立像は木造で、全身に金箔が施され、高さ約94cmあります。平安時代の藤原期の作で国宝に指定されています。このほかにも以下の宝物を所蔵しています。

  • 宝物
  • 薬師如来座像[国宝]木造 高さ約85cm 1軀 平安時代藤原期の作
  • 阿弥陀如来座像[国宝]木造 高さ約86cm 1軀 胎内に観龍の銘があります。平安時代藤原期の作
  • 釈迦如来座像[国宝]木造 高さ約85cm 1軀 平安時代藤原期の作
  • 不動明王立像[国宝]木造 高さ約97cm 1軀
  • 毘沙門天立像[国宝]木造 高さ約95cm 1軀 この2軀はともに寄木造りで彩色が施されており、平安時代末期から鎌倉時代初期の優れた作品です。
※底本:『日本案内記 近畿篇 下(初版)』昭和8年(1933年)発行

令和に見に行くなら

名称
西福寺
かな
さいふくじ
種別
見所・観光
状態
現存し見学できる
住所
奈良県奈良市奈良阪町2403
参照
参考サイト(外部リンク)

日本案内記原文

[淨土宗鎭西派] 驛の東北三粁半、奈良坂町にある。創立の來由は詳でないが本尊阿彌陀如來立像は木造で全身塗箔、高三尺一寸餘、藤原時代の作で國寶であるが、別に左の寶物を所藏して居る。

  • 寶物
  • 藥師如來坐像[國寶]木造 高二尺八寸六分 一軀 藤原時代の作
  • 阿彌陀如來坐像[國寶]木造 高二尺八寸八分 一軀 胎內に觀龍の銘がある。藤原時代
  • 釋迦如來坐像[國寶]木造 高二尺八寸二分 一軀 藤原時代の作
  • 不動明王立像[國寶]木造 髙三尺二寸三分 一軀
  • 毘沙門天立像[國寶]木造 高三尺一寸九分 一軀 二軀共寄木造、彩色像で藤原末か鎌倉初期の佳作である。

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