興福院

興福院

昭和初期のガイド文

[浄土宗] 駅から北へ1.5kmの法蓮町にあります。もともとは右京三条にあり、弘文院と呼ばれ、和気氏の学校で聖武天皇の御学問所の建物を賜ったものと伝えられていますが、詳細は明らかではありません。江戸時代の寛永年間に、徳川家光が小堀遠州に命じてここに移築させました。寺宝の絹本著色阿弥陀二十五菩薩来迎図は国宝で東京帝室博物館に、同じく国宝の紙本墨書古葉略類聚抄4冊は奈良帝室博物館に出展中です。境内は静寂で、庭園は小堀遠州の作によるものです。

※底本:『日本案内記 近畿篇 下(初版)』昭和8年(1933年)発行

令和に見に行くなら

名称
興福院
かな
こんぶいん
種別
見所・観光
状態
現存し見学できる
住所
奈良県奈良市法蓮町881
参照
参考サイト(外部リンク)

日本案内記原文

[淨土宗] 驛の北一粁半、法蓮町にある。もと右京三條にあり、弘文院と稱し、和氣氏の學校で聖武天皇の御學問所の建物を賜はつたものと傳へるが充分明かでない。寛永年間に德川家光小堀遠州をしてこゝに移建せしめた。寺寶の絹本著色阿彌陁二十五菩薩來迎圖は國寶で東京帝室博物館に、同じく國寶の紙本墨書古葉略類聚鈔四册は奈良帝室博物館に出陳中である。境內靜寂、その庭は小堀遠州の作る所である。

奈良駅周辺のみどころ