圓證寺

圓證寺

昭和初期のガイド文

[律宗] 奈良駅から東へ約500メートル、林小路町にあります。この寺は、もともと筒井順慶の父・順昭の別荘でした。天文20年(戦国時代、1551年)、順昭が病に倒れて亡くなり、その後、寺として改められました。

寺宝には、文殊菩薩騎獅像と普賢菩薩騎象像の2体があります。これらはいずれも国宝で、現在は奈良国立博物館に展示されています。境内には順昭を偲ぶ石碑も建てられています。

※底本:『日本案内記 近畿篇 下(初版)』昭和8年(1933年)発行

令和に見に行くなら

名称
圓證寺
かな
えんしょうじ
種別
見所・観光
状態
現存しない
備考
昭和60年(1985年)に生駒市へ移りました。当時の場所にないという意味で、現存しないとしています。

日本案内記原文

[律宗] 驛の東約半粁、林小路町にある。筒井順慶の父順昭の別莊で、天文二十年順昭病みて歿し、こゝを寺となした。寺寶の文殊菩薩騎獅像及び普賢菩薩騎象像は二軀とも國寶で、奈良帝室博物館に出陳中である。境內に順昭碑がある。

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