箱根関所考古館
箱根關所考古館
※現代の景観です。
昭和初期のガイド文
箱根関所跡の近くにあり、関所の遺物と、ここで関所の旅館を営んでいた当時の本陣に残っている古文書などを陳列して、一般に観覧できるようにしています。陳列されている往来台帳の一冊には大石良雄の名も残り、次のように記録されています。「鳥目二貫匁浅野内匠様御家老大石内蔵助様 但風呂代とも」
※底本：『日本案内記 関東篇（初版）』昭和5年（1930年）発行
令和に見に行くなら
- 名称
- 箱根関所考古館
- かな
- はこねせきしょこうこかん
- 種別
見所・観光- 状態
- 現存しない
- 備考
- 後に「箱根博物館」と改められ、これもすでに存在していません。位置が不明ですが、現在の箱根関所資料館の位置にポイントしておきます。
日本案内記原文
箱根關所址の近くにあり、關所の遺物と、こゝで關所の旅館を營んで居た當時の本陣に殘つて居る古文書などを陳列して、一般の觀覽に供して居る。陳列品中にある往來臺帳の一册には大石良雄の名を存し、次の如く記錄されて居る。「鳥目二貫匁淺野內匠樣御家老大石內藏助樣 但風呂代とも」