駒ヶ岳の炭酸孔
駒ケ嶽の炭酸孔
※現代の景観です。
昭和初期のガイド文
駒ヶ岳の西南中腹、芦ノ湖に注ぐ湯沢の一支流の源流にあり、箱根神社の鳥居前から北方2kmにあたります。孔は噴気作用のため分解して生じた粘土で覆われ、少し水をためていて、その水中や付近から硫黄水素、炭酸ガスが吹き出しています。
※底本:『日本案内記 関東篇(初版)』昭和5年(1930年)発行
令和に見に行くなら
- 名称
- 駒ヶ岳の炭酸孔
- かな
- こまがたけのたんさんこう
- 種別
- 見所・観光
- 状態
- 現存しない
- 備考
- 正確な位置が不明で、駒ヶ岳西南中腹になんとなく地図位置は置いておきます。現存するのかも不明ですが、少なくとも気軽に訪ねられる場所ではなさそうです。
日本案内記原文
駒ケ嶽の西南中腹、蘆湖に注ぐ湯澤の一支流の源頭にあり、箱根神社の鳥居前から北方二粁にあたる。孔は噴氣作用のため分解して生じた粘土で掩はれ、少しばかりの水を湛へ、その水中及付近から硫黃水素及炭酸瓦斯を發生して居る。