硫黄山噴気孔
硫黃山噴氣孔
昭和初期のガイド文
芦之湯の西北1km、湯ノ花沢の西南600m、湯ノ花沢噴気孔と小さな峰を隔ててその南にあり、駒ヶ岳の東麓急傾斜にあります。面積150m²、噴気の盛んなのは中央部で、噴出ガスは硫黄臭が強いものです。降雨のあった後は噴気量が多くなります。
※底本:『日本案内記 関東篇(初版)』昭和5年(1930年)発行
令和に見に行くなら
- 名称
- 硫黄山噴気孔
- かな
- いおうやまふんきこう
- 種別
- 見所・観光
- 状態
- 現存しない
- 備考
- 正確な位置が不明で、駒ヶ岳東麓になんとなく地図位置は置いておきます。現存するのかも不明ですが、少なくとも気軽に訪ねられる場所ではなさそうです。
日本案内記原文
盧湯の西北一粁、湯ノ花澤の西南六〇〇米、湯ノ花澤噴氣孔と一小嶺を隔てゝその南に存し、駒ケ嶽の東麓急傾斜にあり。面積一五〇米平方、噴氣の盛なのは中央部で、噴出瓦斯は硫黃臭が强い。降雨のあつた後は噴氣量が多い。