早崎瀬戸

瀨詰瀨戶(早崎海峽)
※現代の景観です。

昭和初期のガイド文

口之津町の南端と天草下島北岸との間で、有明海と橘湾の分かれるところです。潮流の早さは干潮時で約16.7km、海潮時で約13km、満干の際はあたかも大川のように轟音を立てて流れ、陸岸から約900mの沖合では大渦巻を起こし、直径約9.1mにおよびます。

※底本:『日本案内記 九州篇(六版)』昭和13年(1938年)発行

令和に見に行くなら

名称
早崎瀬戸
かな
はやさきせと
種別
見所・観光
状態
現存し見学できる
住所
長崎県、熊本県
参照
参考サイト(外部リンク)

日本案内記原文

口之津町の南端と天草下島北岸との閒で、有明海と橘灣の分れるところである。潮流の早さ干潮時約一六粁七、海潮時約一三粁、滿干の際は恰も大川の如く轟音を立てゝ流れ、陸岸より約九〇〇米の沖合では大渦卷を起し、直徑約九米一に及ぶ。

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