雲仙のミヤマキリシマ群落
池の原みやまきりしま群落[指定天然記念物]
※現代の景観です。
昭和初期のガイド文
ゴルフ場付近にあります。面積1万7,900m²弱。発生の盛んなことと密生していることにおいて代表的なものとされ、最大のものは高さ約1.8mにおよびますが、60~90cmのもの最も多く、花は淡紅濃紫等で、5月中旬頃に咲き乱れ、一面花畑となります。そして群落中ところどころにアカマツ、イヌツゲを交えているので、その景観はあたかも加工した名花園のようです。
※底本:『日本案内記 九州篇(六版)』昭和13年(1938年)発行
令和に見に行くなら
- 名称
- 雲仙のミヤマキリシマ群落
- かな
- うんぜんのみやまきりしまぐんらく
- 種別
- 見所・観光
- 状態
- 現存し見学できる
- 住所
- 長崎県雲仙市小浜町雲仙
- 参照
- 参考サイト(外部リンク)
日本案内記原文
ゴルフ場附近にある。面積一七九アール弱。發生の盛なことと密生せることに於て代表的のものと稱され、最大のものは高さ約一米八に及ぶが、六〇糎乃至九〇糎のもの最も多く、花は淡紅濃紫等で、五月中旬頃に咲き亂れ、一面花畑に化する。而して群落中處々に赤松、いぬつげを交へて居るので、その景觀恰も加工せる名花園のやうである。