北海製罐倉庫
北海製罐倉庫會社
昭和初期のガイド文
小標駅の東北約1.5km、北浜町三丁目にあります。鉄筋コンクリート6階建の大工場で、昭和6年(1931年)1月完成、6連72台の自動製缶機械を備え、8時間に缶詰用空缶59万箇を製造する能力があります。前身の堤商会は日本のこの業界の先駆だといいます。
※底本:『日本案内記 北海道篇(五版)』昭和11年(1936年)発行
令和に見に行くなら
- 名称
- 北海製罐倉庫
- かな
- ほっかいせいかんそうこ
- 種別
- 見所・観光
- 状態
- 現存し見学できる
- 備考
- 現在の北海製罐株式会社、小樽工場です。
- 住所
- 北海道小樽市色内3-1-1
- 参照
- 参考サイト(外部リンク)
日本案内記原文
小標驛の東北約一粁半、北濱町三丁目にある。鐵筋コンクリート六階建の大工場で、昭和六年一月完成、六連七十二臺の自動製罐機械を備へ、八時閒に罐詰用空罐五十九萬箇を製造する能力がある。當社の前身堤商會は我が國に於ける斯業の嚆矢だと云ふ。