玉川庄右衛門および清右衛門の墓
玉川庄右衞門及淸右衞門墓
※現代の景観です。
昭和初期のガイド文
市内電車菊屋橋下車、浅草区松葉町聖徳寺内にあり、庄右衛門は江戸時代前期の承応年間(1652~1655年)幕命により玉川上水道を開墾した功労者で、清右衛門は庄右衛門を助けて働き、明暦年間(1655~1658年)工事が竣成すると、幕府から玉川の姓を賜りました。庄右衛門は江戸時代中期の元禄8年(1695年)、清右衛門はその翌年に没しました。維新後ともに従五位を贈られました。
※底本:『日本案内記 関東篇(初版)』昭和5年(1930年)発行
令和に見に行くなら
- 名称
- 玉川庄右衛門および清右衛門の墓
- かな
- たまがわしょうえもんおよびたまがわせいえもんのはか
- 種別
- 見所・観光
- 状態
- 現存し見学できる
- 住所
- 東京都台東区松が谷2-3-3 聖徳寺内
- 参照
- 参考サイト(外部リンク)
日本案内記原文
市內電車菊屋橋下車、淺草區松葉町聖德寺內にあり、庄右衞門は承應年閒幕命により玉川上水道を開墾した功勞者で、淸右衞門は庄右衞門を助けて功あり、明曆年閒工事竣成するや、幕府より玉川の姓を賜はつた。庄右衞門は元祿八年、淸右衞門はその翌年に歿した。維新後共に從五位を贈らる。