北村季吟の墓

北村季吟墓
※現代の景観です。

昭和初期のガイド文

市内電車池ノ端七軒町下車、正慶寺の墓地にあり、再昌院法印季吟先生と題し、裏に宝永二乙酉年六月十五日八十二歳卒とある。季吟は近江の人で国学の大家でした。徳川幕府に招かれ江戸に来て幕府の歌学方となり、再昌院法印の号を賜り、維新後に従四位を贈られました。

※底本:『日本案内記 関東篇(初版)』昭和5年(1930年)発行

令和に見に行くなら

名称
北村季吟の墓
かな
きたむらきぎんのはか
種別
見所・観光
状態
現存し見学できる
住所
東京都台東区池之端2-4-22 正慶寺内
参照
参考サイト(外部リンク)

日本案内記原文

市內電車池ノ端七軒町下車、正慶寺の墓地にあり、再昌院法印季吟先生と題し、裏に寶永二乙酉年六月十五日八十二歲卒とある。季吟は近江の人で國學の大家であつた。德川幕府の召により江戶に來り幕府の歌學方となり、再昌院法印の號を賜り、維新後從四位を贈られた。

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