尾形乾山の墓

尾形乾山墓
※現代の景観です。

昭和初期のガイド文

寛永寺境内に乾山深省蹟と題する碑があります。これは江戸時代後期の文政6年(1823年)に抱一が下谷坂本の善養寺にあった乾山の墓に建てたもので、区画整理のため善養寺が郊外に移転するとともに墓も移転しましたが、この碑のみいったん旧地の付近に移されのちまたここに移されました。

※底本:『日本案内記 関東篇(初版)』昭和5年(1930年)発行

令和に見に行くなら

名称
尾形乾山の墓
かな
おがたけんざんのはか
種別
見所・観光
状態
現存し見学できる
住所
東京都台東区上野桜木1-14 寬永寺内
参照
参考サイト(外部リンク)

日本案内記原文

寬永寺境內に乾山深省蹟と題する碑がある。これは文政六年に抱一が下谷坂本善養寺にあつた乾山の墓に建てたもので、區劃整理の爲め善養寺が郊外に移轉すると共に墓も移轉したが、この碑のみは一旦舊地の附近に移されのちまたこゝに移された。

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