護国院
護國院[天臺宗]
※現代の景観です。
昭和初期のガイド文
上野公園清水門のそばにあり、もと寛永寺三十六坊のひとつです。
- 宝物
- 愛染明王像[国宝] 一幅 絹本著色 鎌倉末期 全幅金色荘厳の濃麗なもので金泥で盛上げとし截金はただ蓮座の蓮弁の上にだけ用いられ精巧を極め、その設色の濃麗とあいまって荘重味があるものです。
※底本:『日本案内記 関東篇(初版)』昭和5年(1930年)発行
令和に見に行くなら
- 名称
- 護国院
- かな
- ごこくいん
- 種別
- 見所・観光
- 状態
- 現存し見学できる
- 住所
- 東京都台東区上野公園10-18
- 参照
- 参考サイト(外部リンク)
日本案内記原文
上野公園淸水門の傍、もと寬永寺三十六坊の一である。
- 寶物
- 一 愛染明王像[國寶] 一幅 絹本著色 鐮倉末期 全幅金色莊嚴の濃麗なもので金泥で盛上げとし截金は獨り蓮座の蓮辨の上にのみ用ゐられ精巧を極め、その設色の濃麗と相俟つて莊重味の存するものである。