顕国神社
顯國神社
昭和初期のガイド文
紀伊湯浅駅の東北1.5km、湯浅町湯浅にあり、大己貴命を祀ります。平安時代の天養年間(1144~1145年)湯浅宗重が有田郡菖蒲里から遷座勧請したもので、湯浅町の氏神で俗に大宮と称されています。10月18日の例祭には北の浜に神輿の渡御場あり、鬼踊りなど行われて賑わいます。
境内に若宮神社があり、7月18日の例祭は俗に御供と呼び、遠近の男女の多数が裸足で神輿に随伴するといいます。
※底本:『日本案内記 近畿篇 下(初版)』昭和8年(1933年)発行
令和に見に行くなら
- 名称
- 顕国神社
- かな
- けんこくじんじゃ
- 種別
- 見所・観光
- 状態
- 現存し見学できる
- 住所
- 和歌山県有田郡湯浅町湯浅1914
- 参照
- 参考サイト(外部リンク)
日本案内記原文
驛の東北一粁半、湯淺町湯淺にあり、大己貴命を祀る。天養年閒湯淺宗重が有田郡菖蒲里から遷坐勸請したもので、湯淺町の氏神で俗に大宮と稱されて居る。十月十八日の例祭には北の濱に神輿の渡御場あり、鬼踊りなど行はれて賑ふ。
境內に若宮神社あり、七月十八日の例祭は俗に御供と呼び、遠近の男女の多數が裸足で神輿に隨伴すると云ふ。