法音寺
法音寺[淨土宗]
昭和初期のガイド文
有田鉄道金屋口駅の東8km、岩倉村岩野川にあり、室町時代の康正年間(1455~1457年)の建立といいます。本堂は建立当初のものと認められ国宝ですが、大破のままとなり、四注草葺の屋蓋を冠し、一見民家のようです。本尊木造阿弥陀如来坐像および寺宝木造十一面観音立像各1体もまた国宝です。
※底本:『日本案内記 近畿篇 下(初版)』昭和8年(1933年)発行
令和に見に行くなら
- 名称
- 法音寺
- かな
- ほうおんじ
- 種別
- 見所・観光
- 状態
- 現存し見学できる
- 住所
- 和歌山県有田郡有田川町岩野河319
- 参照
- 参考サイト(外部リンク)
日本案内記原文
同金屋口驛の東八粁、岩倉村岩野川にあり、康正年閒の建立と云ふ。本堂は建立當初のものと認められ國寶であるが、大破の儘となり、四注草葺の屋蓋を冠し、一見民家の樣である。本尊木造阿彌陀如來坐像及寺寶木造十一面觀音立像各一軀もまた國寶である。