有田郡最初のみかん園
有田郡最初の蜜柑園
昭和初期のガイド文
紀伊宮原駅の東南1km、糸我村中番字地蔵堂前山にあります。安土桃山時代の天正2年(1574年)伊藤孫右衛門が肥後八代から円みかんの苗木をもたらしてここに植え、ついに有田郡柑橘業の源となったといいます。
※底本:『日本案内記 近畿篇 下(初版)』昭和8年(1933年)発行
令和に見に行くなら
- 名称
- 有田郡最初のみかん園
- かな
- ありたぐんさいしょのみかんえん
- 種別
- 見所・観光
- 状態
- 現存し見学できる
- 備考
- 糸我町中番にいまもみかん園はありますが、発祥地の詳細はわかりません。
- 住所
- 和歌山県有田市糸我町中番
- 参照
- 参考サイト(外部リンク)
日本案内記原文
紀伊宮原驛の東南一粁、絲我村中番字地藏堂前山にあり。天正二年伊藤孫右衞門が肥後八代から圓蜜柑の苗木を齎らしてこゝに植ゑ、遂に有田郡柑橘業の源をなすに至つたと云ふ。