鶯宿園

鶯宿園
※現代の景観です。

昭和初期のガイド文

宮島電車荒手下車、市内草津町にあり、草津梅林とも呼ばれ、江戸時代後期の天保5年(1834年)の開園となったものです。内海の美景も眼下に展開し、近年諸般の設備が整い、花の季節には来遊者が多いところです。南500mに草津プール、グラウンドがあります。厄除開運の守護をもって名高い草津妙見宮は付近の普門山慈光寺の境内にあります。

※底本:『日本案内記 中国・四国篇(初版)』昭和9年(1934年)発行

令和に見に行くなら

名称
鶯宿園
かな
おうしゅくえん
種別
見所・観光
状態
現存しない
備考
現在は住宅地となっています。

日本案内記原文

宮島電車荒手下車、市內草津町にあり、一に草津梅林とも呼ばれ、天保五年の開園にかゝり、內海の美景も眼下に展開し、近年諸般の設備が整ひ、花季來遊者が多い。南五〇〇米に草津プール、グラウンドがある。厄除開運の守護を以て名高い草津妙見宮は附近の普門山慈光寺の境內にある。

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